一度は訪れてみたい世界の有名な森~ヨーロッパ編

一度は訪れてみたい世界の有名な森~ヨーロッパ編
皆さんはどんな理由で海外に出掛けますか?森林を見るために海外旅行をするという発想が今までになかったという人も多いかもしれませんが、この機会にヨーロッパの森を体感してみませんか?ここでは、日本では見られないようなヨーロッパの神秘的な森を紹介します。

ヨーロッパの有名な森

ビャウォヴィエジャの森

ポーランドとベラルーシの国境をまたがる、ヨーロッパ最後の原生林と言われています。

15世紀初頭、ポーランド王のヴワディスワフ2世が狩猟をしてから、君主たちの狩猟地として原生林は開発されずに保護されてきました。そのため、20世紀初頭まで一切開発が行われなかったので、昔の姿を維持することができたと言われています。
また、ビャウォヴィエジャはヨーロッパバイソン(ジュブル)の生息地としても有名です。現在、世界でおよそ4,000頭生息していますが、そのうちの25%がポーランド領内に生息しています。しかし、ヨーロッパバイソンは、森林開発によって生息地が破壊されたり、食用に乱獲されたりしたため生息数が激減してしまっています。

見どころ

現在、ビャウォヴィエジャの森は、全体の半分が特別保護区に指定されているため、立ち入り制限が厳しくなっています。そのため、観光する時は、立ち入り可能な決められたルート内で散策することになります。ビャウォヴィエジャ公園の中には宿泊施設があり、近隣の村にもペンションなどがあるので、長い滞在も可能です。おすすめのシーズンは5~9月ですが、10月はポーランドの「黄金の秋」と呼ばれる季節で、秋ならではの紅葉も楽しめます。

シュプレーヴァルトの森

ブランデンブルク州の「ヴェニス」と呼ばれています。木々や草で覆われた河床をシュプレー川が1,000km程の長さのある水の迷路を作り、ヨーロッパでも特殊な自然景観を擁しています。

見どころ

シュプレーヴァルトでは、小舟に乗って運河巡りを楽しむことができます。乗ってみたいと思っている人はまず遊覧コースを決めましょう。小舟に乗って出発すると、モーター音はしないため、聞こえてくるのは鳥のさえずりと水の流れる音だけです。周囲を見渡すと、かわいい鴨や白鳥がのんびりしています。空気が澄んだ自然の世界で瞼を閉じて日々の疲れを癒やしてください。

シュヴァルツヴァルト

ドイツ語で「黒い森」を意味します。森のほとんどは植林されたドイツトウヒの木で、「シュヴァルツヴァルト」の名称も密集して生える木によって暗く見えることから、このように名付けられました。その他の低地ではブナやオークが生育しています。

見どころ

シュヴァルツヴァルトは動植物の生活圏だけでなく、人にとってもおすすめの場所です。新鮮な空気を吸い、リラックスすることができます。シュヴァルツヴァルトにあるいくつかの町で、春を祈願した祭典「愚者のパレード」が行われ、多くの観光客で賑わいます。この行事は2月に行われます。詳しい日程はこちらでご確認ください。

人々と森林の繋がり

ベルギー

ブリュッセルの人たちは、休日に多くの人々が森を訪れます。散策・サイクリング・乗馬などそれぞれの楽しみ方で、森での時間を過ごしています。日曜日にはボーイスカウトといった野外活動で子供たちが森で遊ぶ姿を見ることができます。落葉広葉樹や針葉樹などの混合林が多いため、季節によって異なる光景を見ることができます。都市に隣接しているので、休日の遊び場として子供にとって身近な存在でもあります。

ドイツ

ドイツ人はよく森で散歩をすると言われています。しかも、日本でいう散歩と異なり、数時間かかる道のりを歩くようです。また、散歩だけでなく、日光浴など自然の中でのんびりすることを好みます。このような行為をドイツ語「ヴァンデルング」と呼び、休日の恒例行事と言っても過言ではありません。休日になる度に森林に出掛けていく様子は、ドイツ人が森林好きを表す大きな証拠と言えるでしょう。

まとめ

日本の子供たちは、外で遊ばずに室内でゲームをして過ごすことが一般的になっていると思います。反対に、ヨーロッパの人々は日本人よりも自然と多く関わっていることがわかります。ヨーロッパの人々をお手本に自然の中で過ごしてみませんか?