一度は訪れてみたい世界の有名な森~アジア編

一度は訪れてみたい世界の有名な森~アジア編
あなたが海外へ旅行することの多い地域はどこでしょうか?もし、ヨーロッパなど日本から離れた場所が多いのであれば、一度アジア観光をすることもおすすめします。ここでは、アジアの森林状態と、一度は訪れたいアジアの有名な森を紹介します。

アジアの森林状態

インド

宇宙応用センターが衛星写真をもとに砂漠化の実態を調べたところ、インドの陸地およそ4分の1が砂漠化、もしくは砂漠化の途中であると発表しました。砂漠化の原因は主に森林伐採・過放牧ですが、降雨の変化や水食・風食(雨や風による浸食)などの変化も挙げられます。残った自然植生を保護しながら、植林による資源回復をする必要があります。

スリランカ

スリランカは1990~2005年の過去15年間で植林の35%がなくなり、全体で森林面積のおよそ18%減少した国です。原因として、人口密度が高いこと、長期間の内戦が挙げられます。内戦によって住む場所を失った難民たちはキャンプで過ごさなければいけません。そのため、難民の人々は生きるために森林を伐採して生計を立てています。このような森林伐採を防ぐには、難民の住む場所や働き口を確保するのが必要となります。

中国

近年、中国で最も供給が不足しているのが、木材と言われています。2000年に突入してから、住宅購入がブームになると同時に、建材などを中心に木材の消費も増加しています。
経済発展と環境保全のために、大規模な植林が継続的に行われています。その結果、2001.~2005年には人工林が年間250万ヘクタール以上増加しています。

アジアの有名な森

マナス国立公園

インド・アッサム州に存在する国立公園です。ゾウやトラの保護区でもあり、ユネスコの生活圏保護区や世界遺産にも指定されています。公園の名称は「マナス川」に由来しており、その川の名称は「蛇の神・マナサー」にちなんで名付けられました。

見どころ

マナス国立公園での移動はジープが一般的ですが、事前に予約をしておけばゾウの背中に乗って観光できる「エレファント・サファリ」があります。
1973年からインド政府は「プロジェクト・タイガー」と呼ばれる野生動物保護政策に力を入れています。その結果、ベンガル・タイガーといった希少動物の生息数の減少を抑えることに成功しています。さらに、この公園は世界でも珍しい動物を見ることができる確率が高い場所でもあります。ベンガル・タイガーを見たいという人はナイトサファリがおすすめです。この動物は夜行性なので、夜間の方が遭遇する確率がグッと上がります。

また、モンスーンの時期となる6~9月は閉園の可能性があるので、観光の際は注意してください。

四川省・ジャイアントパンダ保護区

絶滅危惧種のジャイアントパンダの3割以上がこの保護区に生息している上に、最も繁殖が盛んとなっています。ジャイアントパンダだけでなく、レッサーパンダ・ユキヒョウなど他の絶滅危惧種の保護地域でもあります。
保護区の森林は、植物学的に豊かな生態系を維持しており、6430万年前から260万年前である第三紀の熱帯雨林に酷似した植物相であることから、注目を浴びています。

見どころ

保護施設は町外れに作られており、観光客がアクセスしやすい場所と、山の裾野に作られている直接森へ帰ることのできる場所に分かれます。アクセスしやすい施設は、雅安碧峰峡パンダ基地と成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地です。パンダの愛くるしい姿に癒やされてください。

シンハラジャ森林保護区

スリランカにある国立公園の一つで、この国に残る最後の熱帯雨林でもあります。1978年、ユネスコの生物圏保護区となり、1988年に世界遺産に登録されています。名称のシンハラジャは「ライオンの王国」を意味します。

見どころ

シンハラジャで育つ6割以上の木々は固有種で、ほとんどが希少になっています。一方、動物は21種の固有・鳥類が発見され、珍しい昆虫・爬虫類なども生息する固有種の宝庫です。ここはヒルが異常なほど多いので、サンダルは不向きです。服装は長ズボンにスニーカーがベストになります。あちこち散策するつもりであれば、念入りなヒル対策が必要です。

まとめ

アジアの森林状態と有名な森を紹介しました。
このように、ジャイアントパンダなどアジアの限られた地域でしか見ることのできない動植物がたくさん存在します。ぜひ、スーツケースとカメラを持って観光してみてください。