一度は訪れてみたい世界の有名な森~アフリカ編

一度は訪れてみたい世界の有名な森~アフリカ編
アフリカ・コンゴ民主共和国だけでも4,000万人が森の恵を受けて生活をしています。1万種以上の植物で構成されるアフリカの森は、多くの炭素を蓄積し安定した気候を維持する大きな役割を担っています。ここでは、アフリカの森林問題と一度は訪れたいアフリカの有名な森を紹介します。

アフリカの森林問題

アフリカのコンゴ川流域・中央部には熱帯雨林が広がっており、南米アマゾンに次いで世界で2番目に広い森とされています。これは、日本の面積の5倍に相当する広さです。しかし、森林伐採が急速に進んでいるため、このままでは2040年にはアフリカの熱帯雨林の70%がなくなってしまう可能性があります。森林減少の原因として、薪炭のための過剰採取・農地への転用などが挙げられます。そんな中、この危機を救うためにNGO(非政府組織)が動きだしました。

森林破壊を抑える活動

NGOの呼び掛けによって、コンゴ民主共和国の森林管理法が見直されました。その結果、違法操業していた企業は伐採権を取り消されました。これから、コンゴの森に必要なのは、森の区画整理や確実な管理体制を実現することだと言われています。また、木炭などを燃料に用いることが多いアフリカの生活習慣は、森林破壊の原因の一つとされています。そこで、木炭といった燃料の代わりに竹を利用して、森林破壊を抑えようとする活動が進められています。竹はすぐに成長するため、切り倒してもマイナスポイントは少ないです。この先、竹が森林破壊を食い止める策となることを期待されています。

アフリカの有名な森

アツィナナナの雨林

マダガスカル島・東部・6つの国立公園にまたがる森林です。キツネザルといった絶滅危惧種の生息、生物の多様性が評価されたため、ユネスコの世界遺産に指定されました。

見どころ

約6000万年前に孤島になったため、独自進化した動植物が多く、島の東部の熱帯雨林に生息する動植物の8~9割は固有種で、貴重な動植物の宝庫であることがわかります。運が良ければアツィナナナの雨林でしか見られないキツネザルなどの固有種や、絶滅危惧種の動物を見ることができるかもしれません。

ミジケンダのカヤの聖なる森林群

カヤはケニア東岸部の後背地である山間に築かれた、要塞化した村落を指します。かつては、ミジケンダ(9つの町々)諸民族にとって、文化的・生活的に重要な拠点でした。周囲の森林は外に繋がる2本の道を除くと、人の手が入らない原生林で、先祖の霊などが現れる聖なる森林と考えられ、伐採は認められていませんでした。

見どころ

ケニアでは、野生動物を近くで見られるのが魅力的です。サイやキリンといった野生動物を見られると同時に、アフリカ最高峰のキリマンジャロを眺めることができます。

オシュン=オショグボの聖なる木立

ナイジェリア・オシュン州・州都オショグボにある、ヨルバ人(西アフリカ最大の民族集団)にとって宗教的な意味を持つ原生林です。オシュン州はオシュン川沿いの地域ですが、名称は「女神・オシュン」に由来します。ヨルバ人の神話によると、オシュン川は女神が姿を変えたものという言い伝えがあります。

見どころ

オシュン川流域で豊かな植物相・動物相を育む木立と、一体化する複数の社などがヨルバ人の持つ伝統的な世界観を示す文化的背景を形成しています。

ケニア山国立公園

5,199メートルのケニア山を中心とした、標高3,200メートル以上の地域が指定されるケニア中部の国立公園で、多くの観光客で賑わいます。

見どころ

登山が人気で複数のルートがありますが、一般の人が登れるのはレナナ山までと言われています。岩峰群への登山は高度な技術を持つ人しか登れませんが、いくつもの岩峰と雄大な裾野の風景は絶景なので、ぜひ見ていただきたいです見どころです。

まとめ

アフリカの森林問題と、有名な森を説明しました。野生動物が見たいという人や、山登りが好きな人はアフリカを観光してみてはいかがでしょうか?

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